※ネタバレ注意

ハンドレッドラインでGW溶けたヤツ、MiDです。
正式名称は「HUNDRED LINE -最終防衛学園-」
通称ハンドラと呼ばれるこのゲームは
ダンガンロンパの生みの親である、小高和剛さんと
極限脱出の打越鋼太郎さんが手がけるシミュレーションRPGです。
ダンガンロンパ大好きな私はかなり楽しみにしていたのですが
このゲーム、神ゲーです。
好きすぎて約100周しているFF16に匹敵するかも…
最近のゲームはほんと恐ろしいですね。
ここからはネタバレを含みます。
物語の大筋は、十数人の学生たちが人類のためと称して
最終防衛学園という施設で「侵校生」と呼ばれる侵略者と
自身が大切にしている人や帰る場所のために100日間戦って生き残る
というものです。
主人公にとって大切な人である
柏宮カルアという女の子がいるのですが、
彼女は記憶をなくし、霧藤希として戦いに参加します。
そして100日の間で彼女は敵の将軍に殺されてしまい、
拓海は過去に遡る能力で全員が生き残れるように
戦いの100日間を繰り返す、という内容になります。
なぜカルアは記憶をなくしているのか、
なぜ自分たちが選ばれたのか、
最終防衛学園、侵校生とは何か…
謎を解き明かしながら、さまざまな100日間を体験します。
エンディングの数は100種類あり、
いわゆる真エンドが存在するほか、
全ての謎が解き明かされ、全員が幸せな
SFエンドと呼ばれるエンディングがあったりします。
私が好きなエンディングは
「真エンド」「SFエンド」「侵校生ハントエンド」ですね。
【真エンド】
正式には「真相解明編 : さようなら最終防衛学園」です。
このルートは1周目の代表的な謎である
霧藤(カルア)は何故記憶を失っているのか、
侵校生、我駆力とは何かといった謎のほか、
自身の生い立ちや戦いの真相が解明されるルートです。
真相の内容は割愛しますが、
拓海らは霧藤を除いて戦いを止めるために命を落とします。
拓海は命を落とす際、霧藤に想いを託します。
そして最終ムービーで放浪し、倒れた霧藤が
怯えるフトゥールムの子供達と出会い
手を伸ばした時に子供達もその手を取り、
戦いの終わりを霧藤の涙と共に象徴してエンドロールです。
エンドロールで流れる「セダム」という曲は
幾度も100日間を繰り返した拓海や雫原と
霧藤の想いの変遷を示す神曲です。泣かないヤツいません。
個人的にはいくつか別ルートを体験した上で
見てほしいルートですね。
他のルートがフトゥールムでの100日間で、
過去の作られた思い出とは異なり、本物ですので
より深みが増すと思います。
普通の子供の手だったのが良かったですね。
カミュンのように聡明ならば丸くおさまりすぎるし、
大人だと良いやつか悪いやつで運ゲーになります。
無垢でなんかよくわかんなくて怖いけど、
この手は握って大丈夫だと直感したことで
「想い」を表現しているのだと思います。
【SFエンド】
正式名称は「SF編 : 永遠の17人」です。
SF編はハンドラの世界観を最も深掘りするルートです。
真エンドが1周目で生まれた謎や真相を解明する物語だとして
こちらはパラレルワールドやタイムリープに焦点を当て、
2周目以降の100日間を総回収するルートです。
拓海だけでなく、雫原もタイムリープを
できる能力者でした。
一度タイムリープした人間はそのループを抜け出すことができず
自分が死ぬか100日目になった時に過去に逆行し、
何度もパラレルの100日間を繰り返してしまうので、
このループを抜け出そうとする物語になります。
ループを脱するためには17人全員が生還することが条件で、
断片的なパラレルの記憶をもとに、これを紡いで
見事全員で生還し、101日目以降を体験する、というものです。
まさに完全ハッピーエンドです。
真エンドが、主人公が死んでしまうという
どう足掻いても賛否が出てしまうタイプのエンドですが
それもひっくるめてパラレルの一つであり
拓海の1周目の目標がきちんと達成された「最後」のルートです。
これが用意されてるのが本当に良かった。
みんな幸せそうに特防隊の勝鬨あげてるのは
真エンドは感動泣きで、こちらは嬉し泣きでした。

【侵校生ハントエンド】
「デスゲーム編 : 地獄の果ての新天地」です。
こちらは私が2周目の一番最初に通ったルートで
何人もの犠牲が出るものの、一応ハッピーエンドに該当します。
私は飴宮推しなのですが、彼女の良さが
最も見える(ノモケバ編も?)ルートになります。
実は頭が良くて感性に富んだ
とても深みのあるキャラクターなんですよね。
私は1周目からそんな気がしていて、最初から最後まで好きでした。

「侵校生をたくさん倒さないと処刑される」ゲームに巻き込まれた一行が
主催者にどう立ち向かうか、仲間割れ、カミュンとの出会いを経て
生き残った数名が前を向いてフトゥールムを脱するエンドになります。
図らずも一番「ダンガンロンパ」に近いルートですね。
おすすめの理由としては
2周目以降にどんな影響や変化が出るのかを
シリアスかつ大胆な路線変更で示している点です。
急にデスゲームが起き、侵校生と自分たち以外の勢力の示唆、
言葉が通じるため、イヴァーやフトゥールムに住む人の実態など
謎とヒントがいい塩梅に散らばっています。

総括します。
良いところはあげるとキリがない神ゲーです。
ストーリー本編も回収の仕方も作り込まれすぎていて
ちょっと怖いくらいです。
反面3点だけ、まずはせっかくバトルが超楽しいのに
エンドコンテンツ的なバトルがないのが少し寂しい…
キャラ育成もプレイ時間120hのうち10hくらいで終わります。
もっと限界突破して「オレTUEEEE!」をしたかったです。
ちなみに飴宮が最強キャラだと思っています。
無限防衛編で飴宮使えなくて絶望しました。
・ボルテージ回収量が多い > ラストエールと合わせて無限行動
・範囲攻撃・疲労自身で回復 > 殲滅力が高い
2点目、ストーリーも総じて最高なのですが
1周目で「この先どうなるんだ…?!」のテンションで
サバルートに突入したら目も当てられません。
3点目、100ルートクリアで解放される要素も欲しかったな…
この3点がなんかいい感じだったら
人類で一番ゲームにうるさい私も押し黙ることでしょう。
逆に言えばそれ以外は本当に完璧。
次回作にも最大限の期待を込めまして、
また会いましょう。



