或阿呆達の御噺ースコールレオンハート編ー

Episode

女の敵MiDです。

中学生の頃、私はディシディアデュオデシムにハマり、
わかりやすくビジュアルの良いスコールレオンハートが大好きでした。

彼のセリフで最も有名なのは「壁にでも話してろよ」

キスティスという女性の先生が
スコールに話しかけた時に返した言葉です。とんでもねぇ。

しかし当時の私はこれに憧れてしまいました。

結果、同級生の女子に
「壁にでも話してろよ、材質によってはオウム返しくらいはしてくれるんじゃないか?」
というオリジナリティを加えて言い放ち、泣かせ、
職員室で教師3人に囲まれる
という苦い思い出です。

ただ、私も何も無いのにこんなこと急に言ったりはしない。

言い訳タイム。

まず、シチュエーションは運動会でした。

うちには少し変わった競技「魔法の絨毯」というのがありました。

青いビニールシートに30人くらいが乗り、
短辺の両端の頂点をそれぞれ2人の人間が掴みます。

せーのという掛け声で30人が一斉に前に飛び、
2人がビニールシートをグッと前に引く。
すると全体で前に進む。

これを繰り返す事でゴールを目指す競争です。

1回のジャンプで1人でもタイミングが合わなければシートは引けない、
滞空時間が短いと1回に進む距離が小さい、
かといって飛びすぎてバランスを崩すと転ぶ、
シートからはみ出してはいけない。

結構奥が深くて、
事前の戦略がものをいう競技であることを私は見抜いていました。

最初は横2列×15人で後ろの人がはみ出す、
ジャンプの滞空時間はバラバラ…

うちのリーダーの女子は
「はみ出さないで!ちゃんと飛んで!頑張って!なんで?!」という調子だったので、

「ジャンプは高く、長くした方が進む距離が長くなるんじゃないか?後ろもはみ出してるけど横幅余裕があるから3列にしてみよう。それからシート引く2人も姿勢を低くしてビニールシートを地面すれすれにした方が…「うるさい!話を聞け!」

マジかよ。地球上にあんのかそんな概念。私もプッツン。

見かねた担任の先生が、
まあまあ1回それでやってみようよと私の案を採用。

結果は劇的に改善しました。

ここでその女に
「壁にでも話してろよ、材質によってはオウム返しくらいはしてくれるんじゃないか?」
でオレ職員室送り。

これ向こうが悪いですよね?

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