「忍耐」を学ぶ

Episode

梅雨前線を吹き飛ばしたMiDです。後悔してます。

さてGWとお盆のちょうど間かつ暑いという
カスみたいな季節である6月です。6月誕生日のやつって全員性格悪ぃしな。

新学期でもなければ、
大学院入試にもギリ心が間に合わないこのタイミングで、
あえて大学時代の話をします。

珍しくちょっとだけ真面目な話。


私はいわゆる普通の大学出身です。
偏差値50前後の国公立です。

そこに物理材料理工学科・マテリアルコースというのがあり、
ここ出身です。

理系ですが理科は苦手、数学はそれなりに出来たが
社会と英語が嫌いなので理系という、まあありがちなタイプです。

国語と算数が得意です。

だから学部も本当に適当に選びました。
「マテリアル?カタカナじゃん、かっけぇ」くらいの気持ち。

結果として大学の勉強なんて、
まあ身に入らず(元々勉強は好きではない)
ディシディアを3,000時間やってたわけです。

3年の後期くらいで研究室を決めることになりますが、
この時既に就職先も決まっていたので、身軽な気持ちでしたね。
研究室で将来が左右されないので。

入った研究室はマテリアルコースの代名詞みたいなところで、
簡単に言えば新しい材料を作ろう!ってとこでした。

具体的にはアルミを溶かして、セラミックスの混ぜ物して、
いい感じに熱処理すれば、アルミくらい軽くて鉄より丈夫な材料になるよね、って感じ。

気になる方はランクサイド法とかで調べてみてください。

この方法、めっちゃ時間かかるんですよね。

電気炉でアルミ溶かしたり混ぜ物したり待ったりで26h、
これを顕微鏡で見れるように切るのに手動で8hくらいかかります。

最初はふざけんなよと思ってましたが、
だんだん慣れてきて楽しくなってくるんです。

26hは最初の8時間で、
1時間に1回電気炉を見に行く作業があります。

材料を切るための機械は大学にひとつしかありません。
他の人が使う場合は数時間待ちです。

これら状況から導き出したのが、
深夜0時に大学に行き、材料を作りながら前回作った材料を切る
という方法です。

このルーティンがハマることで、
3日に2回夜中に大学に行って、
1人しかいない研究室を自由に使えるわけです。

Switchでサムスやったっていい。
Dr.STONE見ながら材料切ってると、なんかゾクゾクしてきます。

当時流行ってた東京リベンジャーズだけはつまんなかったな。

そんなこんなで半年で20個くらい試料を作りました。
先輩は5個くらい。

作業自体は楽ではないが、
深夜に自分のペースで何かを積み重ねるのが好きだったんです。

ある種大学で最も鍛えられたのが忍耐力でした。

今にも活きてます。
FF16を100周したり、コードヴェインでLvカンストしたり。

そして、最後の実験ではなんかうまくいきそうだけど
事前調査不足で有力な結果が得られなかった。

もう1回実験できてれば…ってとこで卒業でした。


大学院進学と就職って、
明確に選択肢で、迷う人はとことん迷うと思います。

そんなに勉強好きじゃないって人も、
研究は好きになるかもしれない。

理系の研究の面白さがわかるのって
院に上がる直前だ
と言う人もいます。これわかる気がします。

まあどちらを選んでもそれなりに幸せ、それなりに不幸なので
無駄に迷い抜いてせいぜい楽しく生きればいいよ。

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